きわめてのんびり


家を建てる際、輸入住宅という選択がある。
主に伝統ある北米の住宅様式で、国際水準の住まいということだ。
個人的には壮大な感じを受ける。

ベトナムに古住宅を見に行った時の話だ。
空港での入国手続きと通関は共産圏の国としては簡単で、きわめてのんびりと進む。
フライト・アテンダントや空港勤務の女性が身につける白・青・ピンクの
アオザイの裾がヒラヒラと風にゆれて美しい。

市内にはフランス植民地時代の建物がよく残っており、
宿泊先のコンチネンタル・ホテルもその一つ。

コーヒーの入れ方は一〇〇年前の古瓜なフランス流と聞き、早速中庭で楽しむ。
夜は、中国風のレストランで食事。料理もあっさりした中華風。